参加者の声

第5回山﨑絆塾に参加して

2013年9月、私が担当する事業に先生が講師として来てくださった事がきっかけで、山崎絆塾を知りました。先生のお人柄、講義の内容ともに興味を持ち即参加を決めました。

松沼先生の講義「在宅療養の現状」では、どの事例も対象者やその家族の思い、訪問看護師の思いを丁寧に話して下さり、在宅において「その人らしくどうやって生きてゆく事ができるのか?」という視点や訪問看護師として「どのような働きかけをしたのか?」が、わかりやすい講義でした。

また、在宅支援における不可欠な要素「パートナーシップ」「相互支援」「情報の共有」という意味も、事例を通して全体に理解しやすい講義でした。

被災地でも、心身の不調を早期に発見する・自立にむけた支援をするという視点から家庭訪問を捉えると「パートナーシップ」「相互支援」「情報の共有」は必要不可欠な要素だと講義を聴きながら思いました。

三木先生の講義「看護職が職場で被る惨事ストレス」では、今まで惨事ストレスといえば災害時支援に入られた方が受けるという印象が強く、通常の業務であっても小規模な惨事が積み重なって起こりうる惨事ストレスがある事を知りとても勉強になりました。

事例を聞いてみれば、うなずける話が多く、思い返してみれば自分自身も自分の周りでも思い当たる話でした。そのため、小規模な惨事が発生した際、周囲の反応が大きく影響する事も理解しやすく今後の対応に活かしたいと思いました。

最後になりましたが、南相馬市における支援活動についても興味深く報告を聞かせて頂きました。

やはり単発での支援の難しさが課題としてあがっており、支援に入られる方の技術を活かせる長期的な支援方法は無いかと考えてしまいました。

福島県内には、まだまだ仮設住宅や借り上げ住宅で生活されている方はたくさんいます。

東日本大震災が発生してから2年9ヶ月を迎え仮設住宅で生活する方の多くは地域にもよりますが、高齢者世帯や単身の高齢者です。

これからも長期的な支援活動は必要であり、山崎絆塾を通した支援活動に私自身も微力ながら関われればと思っております。

山崎絆塾で多くの方と出会い、新しい絆を結べた事と新しい視点を持つ事ができたことに感謝致します。

公益社団法人 福島県看護協会 被災者健康サポート事業担当 林淳 子

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